アイロンシートを貼る当サイトで扱っているアイロンシートの貼り方の紹介
■用意する道具
アイロン・アイロン台・当て布(汚れていないもの)・巻き尺か定規
シート名 | 素材 | 温度 | 時間 | 圧力 | ライナーを剥がす頃合 |
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ターボ | 綿(100%) 綿/ポリ混 ポリエステル 撥水加工ポリ |
130℃ | 5秒 | 中(約300g/㎡) | 熱いうちに可 メタリック系、ネオン系は少々冷めてから |
フロッキー | 綿(100%) 綿/ポリ混 ポリエステル |
160℃ | 15秒 仕上プレス2秒 |
低中(約250g/㎡) | 少々冷めてから |
再昇華防止 | 綿(100%) 綿/ポリ混 ポリエステル |
160℃ | 5秒 | 中(約300g/㎡) | 熱いうちに可 |
オール | 撥水・ナイロン | 150℃ | 3-4秒 仕上プレス10秒 |
低中(約250g/㎡) | 熱いうちに可 |
オール | 綿(100%) 綿/ポリ混 ポリエステル |
140℃ | 1-2秒 仕上プレス10秒 |
中高(約350g/㎡) | 熱いうちに可 |
※アイロンの設定温度は「低」が80~120℃、「中」が140~160℃、「高」が180~210℃となります。
①生地のしわを伸ばす
生地のしわを伸ばします。
事前に2秒ほど温める事(事前プレス)によってアイロンシートが接着しやすくなります。
※撥水・ナイロン素材用シート「オール」を撥水・ナイロン生地に圧着する場合は5~6秒程温めて下さい。
ポリエステル素材(事前プレス不要)には当て布をしてしわだけ伸ばします。
しわを伸ばした後、貼る位置を確認します。
②アイロンシートを設置する
貼る位置が決まったらアイロンシートを設置します。
事前にアイロンシートや生地に髪の毛やゴミが付着していないかの確認しましょう。
アイロンシート設置時にしわが寄ったらしわを伸ばしてから再度設置します。
③アイロンシートをプレスする
プレスの「温度・圧力・時間」がアイロンシートにより異なります。
【ターボ】…「130℃」で「15~18秒」程プレス(中高圧)します。
【フロッキー】…「160℃」で「15~18秒」プレス(低中圧)します。
【再昇華防止】…「130℃」で「5秒」程プレス(中圧)します。
※プレス圧力についてはそれほど気にしなくても構いません。
※ポリエステル生地をプレスする際は当て布敷いてからプレスする事を推奨します。
④ライナー(透明フィルム)を剥がす
プレスが完了したらライナー(透明フィルム)をゆっくり剥がします。
【ターボ】…「熱いうちに剥がせます」(メタリック系とネオン系は少々冷めてから剥がせます)
【フロッキー】…「少々冷めてから剥がせます」
【再昇華防止】…「熱いうちに剥がせます」
もしライナーを剥がす時にデザインが一緒に剥がれる場合は圧着が足りません。
ライナーを戻して再度プレスして下さい。
⑤仕上げプレスをする(フロッキーシートのみ)
ライナーを剥がし終えたらプレスした所に当て布を敷いて2秒ほど「仕上げプレス」をします。
※「仕上げプレス」はフロッキーシートが2秒、オールシートが10秒です。
⑥アイロンシートの圧着完了
圧着完了後はしばらく温風乾燥機に入れないで下さい。
洗濯する場合は中性洗剤を使用し、裏返しにしてから洗濯ネットに入れて洗うと長期間ご使用頂けます。
注意事項
他メーカーによっては同じ方法でやるとアイロンシートが溶けたり貼れなかったりするのでご注意下さい。
プレスする前に「スチームになっていないか」、「しわがないか」確認して下さい。
「温度の上げすぎ」、「長時間のプレス」はアイロンのコテ跡が残りやすくなります。
ポリエステル生地はコテ跡が残りやすいのので当て布を敷いてからプレスを推奨します。