■用意する道具
雑巾・パーツクリーナー・スキージ・アートナイフ・養生テープ・直角定規（もしくはそれらの代替品）

✅メリット
・冬季間でも貼れる（最低気温8度以上推奨、8度以下は接着しやすい様に離型紙の糊面と貼る場所を温める）
・水貼りができない細かい文字・図柄を貼れる（水貼りは文字・図柄がずれやすい）
・短時間で貼れる（洗剤入り水を使用しないので乾かす必要がない）

×デメリット
・気泡ができる（ステッカーと接着面の間に空気が入り凸凹した感じになる）
・大きい気泡は抜きにくい（気泡に針で穴を空けても気泡ができてた跡が分かりやすい）
・貼り直しができない（一度貼ってしまったら剥がす事が困難）
・大判ステッカーを貼る時が難しい（一人で作業しにくい、風で砂など付着した時に対応しにくい）

①貼る場所を拭く

おおよそ貼る場所周辺にパーツクリーナーなどを吹きかけ、油分やゴミを綺麗に拭き取ります。
貼る箇所よりも広めに拭き取っておけば、仮固定位置を設けられたり、スキージ掛け時にステッカーからはみ出して掛けてもゴミが付きにくくなります。

②貼る位置を決める

ステッカーの貼る位置を決め、ステッカーをテープで固定したら不具合がないか確認します。
くの字になるように画像の様にステッカーに水平目安線を付けておくと貼る位置決めが楽になります。

③離型紙を剥がす

次にテープの片側を剥がし、裏返しにして離型紙をゆっくり剥がします。
裏返しにした所に霧吹きで水を吹きかけておくと少し楽に作業できます。
片側のテープは剥がさず固定しておけば、離型紙を剥がす時に風の影響を受けにくくなります。

④ステッカーを貼る

転写フィルムの端を持ったままスキージで擦ります。
スキージ掛けの角度は大体20～30度が圧着しやすくやりやすいと思います。
スキージ幅を超える大判ステッカーは、斜め上→斜め下→斜め上とくの字になるように掛けます。

⑤転写フィルムを剥がす

ステッカーを貼り終わったら、転写フィルムをゆっくりと剥がしていきます。
水平目安線を設置していれば転写フィルムを剥がした後に剥がします。

⑥直貼り完了（気泡があれば穴を空けて抜く）

気泡があれば小さな穴を針やアートナイフで空けて、穴から空気を抜くようにスキージを掛けます。
刃の先端が太いものは穴が大きくなりますのでご注意下さい。